シンガポールの調査会社ウエルスXは27日、高級腕時計界の長者番付を発表し、1位はLVMHの会長、ベルナール・アルノー氏で260億ドルだった。
超富裕層が腕時計をはじめとして、昨年高級品に費やした総額は70億ドルだという。その中でもブルガリ、タグホイヤーなどを傘下に持つLVMH会長のアルノー氏が1位となった。ファッション界全体でも、ZARAのインディテックス創業者アマンシア・オルテガ氏と常に争っている。
言うまでもなくフランス国内一の大富豪で、先日はベルギー移住を表明したばかり。高額所得者を対象にした税率アップとは無関係だと本人はコメントしている。また、一方で、買収合戦などで常に敵対関係にあった、PPRのピノー親子が2、4位に入っている。アルノー氏が買収を仕掛けているエルメスの当主、ビュエシュ氏が5位に入った。
1 ベルナール・アルノー LVMH 260億ドル
2 フランソワ・ピノー PPR 99億ドル
3 ヨハン・ルパート リシュモン 51億ドル
4 アンリ・ピノー PPR 45億ドル
5 バートランド・ピュエシュ エルメス 41億ドル
6 ジネット・ムーラン ラファイエット 31億ドル
7 フセイン・ガッザズ フセインバークレイ 24億ドル
8 エスター・グレッチャー スウォッチ 20億ドル
9 ニコラス・ハエック スウォッチ 17億ドル
10 Chamnong Bhirombhakdi ペンデュラム 13億ドル
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